裏になるもの

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「sense off」 リンク

2012-07-12 1:14 枯葉言葉のエントリを数件追加

暫定版。テキストサイト時代のリンクは追えたけど、ブログ時代のエントリをどうやって探したらいいのか。erogmapがなくなってしまったことが悔やまれる。
僕のフィルタを通して一読の価値があると思ったものだけを貼ってある。
To do:sense off ~a sacred story in the wind~ - レビュー 攻略 改造 72件 / ERC -06月12日 00時時点が残ってるけど、これ以上リソース割けないのでとりあえず暫定版完成かな。

2 オフィシャル

otherwise、元長柾木氏、ゆうろ氏のサイト等はぺとろさんのリンク集からArchiveを辿るとよい。「Sense Off」発売当時のバージョンに飛べる。
個人的なリンク集|ぺとろの棚ぼた生活記

3 レビュー・評論・感想

4 日記内叙述

  • 枯葉言葉
    • 熱量的な意味では観測範囲中ここが一番みたい。各項のキーセンテンスを抜粋していきます。
    • 2000/8/26 透子・コンプリート
      • "一人ずつクリアしてゆくギャルゲーの文法が、その物語内容に比してどうにも格好悪いということです。けれども、並以上の構成美は持っていますし、プレイヤーの慣れ親しんだ文法を(かなり意図的に)用いたことはプレイの敷居を低くすることに繋がっていたとは言えるでしょう。"
    • 2000/8/27 透子
      • "sense offは、前世の人間が現世に転生するラブロマンス、ではなくて、ラブによって現在の人間が過去(あるいは未来)を幻視する話です。いわゆる転生ものが嫌いな人も安心。"
    • 2000/9/3 透子・思惟生命
      • "どちらかというと、他の三人の話が透子の存在を支えているように見える。あの説明も説得も足りない思惟生命の話が、それとは別の話の一部と符合するというただそれだけのことが、思惟生命の話自体をがけっぷちで支えている。"
    • 2000/9/8 成瀬と透子
      • "自分自身で図面を引いて、主人公を巻き込んで、その結果帰還できてしまうところが、成瀬の深く静かに戦闘的なところ。"
    • 2000/9/14 グランマ
      • "自分自身しか欲しくなくって、いちばん寂しがり屋だった珠季は、自分の堀った穴の深さと人の愛の深さとを知ってしまって、両方の穴の引き返せない深みに落ちて命をなくした。 "
    • 2000/10/15 認識力学研究所
      • ギャルゲーへの自己言及的な世界について。"擬似的な学園生活への笑い"。
    • 2001/1/11 透子・終ノ空
      • "透子のありようは、ぼーっと生まれ、そして消え、風のようにまたふとどこかで生まれてくるのである。直弥が最後、街の中で見かけたような、風のように遍在して見える透子の姿には、人の持つ断絶の痛みをいくらか癒されるように思う。 "
    • 2001/1/30 文脈の断たれた愛情
      • "端的に言えば、別のシナリオの出来事を参照可能としながらも頑なに拒み続けるところに、二人の愛情とか見えないでしょうか?"
    • 2001/2/6 うそつき透子
      • "そもそも上手い嘘はすでに嘘ではないので、嘘の下手な透子がつく嘘は正真正銘の嘘なのである。透子のうそつき! 成瀬うそつかない。"
    • 2001/3/3 perfect drama
      • "何と説明づけようが、ようするに、そこには二人だけの世界があるのだ、という簡単な言葉でくくれてしまうところが、傑作たる所以である。"
    • 2001/4/18 perfect drama(2)
      • DALさんの言葉を孫引き。"「このシナリオは判らない、と言ってしまえば判らないだろう。だが、全て判る、そう断言することも可能だ。」"
    • 2001/4/19 humansystem
      • "ああ、sense offSense Off の二通りの表記があるのってまずはきっと、humansysntem(アルバム名)とHuman System(humansystem収録曲名)ていう二通りの書き方があるのにならったんですよ。 "
    • alpha centauri, omega century omega6
      • 物語を認知した順序について
    • alpha centauri, omega century 史学的時間・地学的時間・天文学的時間
  • nonsense talk in August, 2000
    • "「拡散する可能性」は、「つかみ取る」ためにはやっぱり「収束」させなきゃならないと思う。量子論的世界把握。EPILOGE で描かれるヒロインたちの自分にとってより良いバージョンの現実をつかみ取ろうとする決意の現れ?"
    • ソースにコメントアウトでネタバレ記述あり。
  • ギャルゲー日記0007
    • 「模倣における逸脱」への反応。
    • ギャルゲー日記0010
      • "たとえばSenseOffの三條美凪にとって、自身の苦しみの由来が、本人にどれほどよくわかっていたとしても、それは何者にも結びつかない。 "
    • CLOSED LOOP 0304
      • 4/19、"主人公はヒロインとの過去を思い出すことによって種々の(時に相互に矛盾した設定の)物語に参入することになる。"の例として。
    • CLOSED LOOP
      • 「思い出す」の例として。
    • アミウダケのスープ0103
      • 3/12、3/19、OP・ED曲について。
  • PonPon Dialy 2000/08
  • なおきゃーずふぃーるど
    • 8/26、数学について。
  • diary('01/1)
    • "このシナリオは、プレイヤー各人で異なる「解釈」の余地を残してはいなくて、情報を丹念に辿って考えていけば誰でも同じ答えに行き着くよう作られているのではないか、と、プレイしていて思った。それが実は自分の思い込みに過ぎなかったとしても、そう思わせられるという特徴には注目したい(key作品群を比較対象にしています)。"という部分は僕の受けた印象に近い。
  • 「今日は、『sense off』の誕生日だ。」(BGM:SHIHO『birthday eve』) - SOLITAIRE TRAP
    • 10周年記念
  • 珂東稀人「閃いたんだ。天啓が降りたんだ。」 - SOLITAIRE TRAP
    • 青砥士門について
  • 2011-02-28 - ハー○イ○ニー観察日記  なんかてきとうに
    • "実際にエロゲのブームが一貫して推し進めてきたのは<物語>を各キャラクターそれぞれ一人づつに分離解体しキャラクターの修飾部分としてパッケージングする、一連の工程だった。そのために最も効率よかったのが<死>によって「キャラクターの物語」を区切る手法である、というのがKanonを経てSenseOffで確認された形式だったわけで"

5 bbs

  • hole - 81~90件目
    • "例えば何故KanonはダメでSenseOffがオッケ―な人々がいたのかといえば、衒学的な内容というよりは一つのSF的なビジョン(思惟生命体)に話の結論が纏め上げられていたためだろう。"

「Sense Off」 5

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「Sense Off」 4

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「Sense Off」 3

珠季ルート終了。<<告白>>後は珠季がやたらとかわいい。
終盤はEPILOGUEとthe end of the worldが怒涛の展開で呑まれてしまう。噂には聞いていたけどここまでド直球だとは……。「Sense Off」ってこういう話だろうな、と予想していたものがそのまま出てきた感じ。
印象深いテキストはノートに写した。

「俺たちに翼はない Prelude」

1

  • 狩男、狂人の真似をする者は実際狂人なのではないか。
  • ムービーは「俺つば」本編にも入ってないから貴重よな。
  • 音楽だと「想像力の豊かな人間になりたいんだ」とかが好き。

2

俺たちに翼はない - キャラクター人気投票 記念SS『フラグの折れたエンジェル』
思いの外シリアスな話だった。明日香と鷲介の組み合わせは流麗で痛々しい。

「Sense Off」 2

1 選択肢メモ

4月19日

2. 成瀬たちと一緒に、無駄話でもして過ごす
1. 別にいいよ

4月20日

2. 部屋に戻って寝る
1. 1人で取りに行く
3. 珠季の所に行ってみよう

4月21日

2. 思い切って食べる
1. この気持ちをみんなに伝えて回る
1. 次は珠季の部屋だ

4月22日

1. 俺はそのつもりだったんだが
1. 仕方ないので自分の部屋に戻る

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「プリンセスX」3

1

全ルート終了。とりわけ好みではないものの、ところどころに仕込まれた質の悪い冗談のようなギミックが面白かった。
しかしこれを魔物娘萌えゲーと思って買った人はほんとご愁傷さまとしか言えんね(僕はわかってて踏み込んだからダメージはほとんどない)。
そもそも、僕はこれまで「魔物娘」という呼称を用いてきているけれど、本作の副題やテキストを鑑みると「怪物娘」の方が正しい。魔物と怪物では微妙にニュアンスが違う。魔物は魔性を持ったもの(magic creatures)であり、怪物はあやしいもの、ばけもの(monster)である。*1
また、「真の怪物とは?」EDによると、怪物とは生来的なものではなく「なる」ものらしい。なるほど。私見では、怪物の方がより正体が知れず恐ろしい、脅威的な存在だ。

2

魔物娘の本質と実存について書いてきたが、対する人間の本質については考えていなかった。それを「嘘」であるとしたところは面白い(ルートによってその仮説自体が真になったり偽になったりするところも)。

3

ナージャ、しっぽがカラカラ音を立てるのがかわいい。基本このゲームのキャラデザはゴテゴテしてるわりにその装飾が魅力に繋がってない感じがするのだが、このSEはよし。

*1:「日本語大辞典」より